iOS8/OSX Yosemite時代を見据えてBingのウェブマスターツールに登録しておく
この間のWWDC2014での重大発表、iOS8とOSX YosemiteのSpotlight検索がこれからはBingがデフォルトになるよということであったので、今まで敬遠していて、かつ無くても全く不便を感じなかったBingのウェブマスターツールを試験的に入れてみた。
ウェブマスターツール、Googleのものが有名だが、BingではGoogleウェブマスターツールのいつまでも直らないバグ仕様、バックリンクの不正確な表示が無いということを耳にしていた。かつてのAlexaのような使い方ができるのなら、両方入れておく動機にもなる。
はてなブログにBingウェブマスターツールを導入する
まず、Microsoftのアカウントに登録しないといけない。ここで3日くらい逡巡したが、仕方が無くメールアドレスを入力し登録する。確認メールが帰ってきて、本文中のリンクを踏むとプロセスが進む。あとは個人情報の入力など。ここまではアカウント登録の方なので、Windows 8で既に登録済みの人ならば、そのアカウントが流用できるだろう。
Bingウェブマスターツールにログインして、サイトを登録する。
サイトを追加すると、管理者の情報についても聞かれる。会社名と役職が必須フィールドになっているのだが、個人が利用することは想定していないのかな?あと、サイトの所有者でなく管理会社であると伝えることもできる。伝えてどうなるのか分からないので、少し怖い。
で、情報を入れ終わるとサイトの所有を確認する方法を選べと言われる。
大体Googleのウェブマスターツールと同じような方法だが、Googleの場合この3つに加えてアナリティクスのコードで確認という方法がある。はてなが推奨するのはオプション2のメタタグ。以前Googleウェブマスターツールを導入した際に紹介した設定画面に、やはりBingウェブマスターツール用のフィールドもある。ここにメタタグのcontent=以下の英数字のみを追加。
画像ではこの下に見切れているフィールド。Googleの説明時の画像を流用したもので。
これで難なく確認完了。トラッキングが始まる。
幾つかGoogleに無い機能もある
まだ入れたばかりなので細かい機能の違いが見えてこないけれども、Bingの場合サイトを診断してSEOアドバイスを表示してくれる。公式ツールでSEOを推奨しているわけだ。Googleもやっていることは同じなのだろうが("HTMLの改善"など)、ツール上でSEOアドバイスと表示しちゃっているところは新鮮。
バックリンク表示については、やはり力を入れている部分であるようで、特定ページへのバックリンクも取得できる。当然ツール上からできるリンクの否認がいくらかスムーズに進むだろう。
あとは、画面の見やすさがGoogleのものより上だ。Windows 8とデザインパラダイムが一緒だろうから、Googleと異なりクライアントに見せてもギョッとされない画面なんじゃないだろうか。
まだ運営する全サイトに導入する勇気は無いが、一応使い方にも慣れておくつもり。
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