非SEOアクセス・コンバージョン率アップ研究

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Googleのピジョンアップデート ローカル検索結果の変動が大幅に

パンダアップデートやペンギンアップデート、ペイデイローンアルゴリズムと、Googleアルゴリズムアップデートの頭文字には、Pが使われ易い。もっとも、ペイデイローンアルゴリズムと今回導入されたピジョンアップデートについては、命名者がGoogleというわけではない。ともあれ、その概要を見てみよう。

ピジョンアップデートとは

ピジョン(鳩)のアップデートとは、どういうことなのだろう。パンダやペンギンというチョイスは、検索結果の白と黒をはっきりさせると言う意味合いも含まれていると予想されていたが、ピジョンの含意とは、名付け親のSearch Engine Landによれば鳩の帰巣本能にかけたものらしく、「地名 + サービス」のような検索クエリでの検索(ローカル検索)や、Google Maps上での検索などで(Googleが思うところの)より適した結果を返すようになったらしい。

仕組みとしては、ローカル検索やGoogle Maps上での検索にも、ナレッジグラフやスペル補正など通常のウェブ検索と同じアルゴリズムを導入したということ、それから距離と場所をふまえた結果表示をより改善したということらしい。

その結果、当然ながらローカル検索を利用したスパムが、結果として表示されにくくなるだろう。ローカル検索クエリを使ったSEOテクニックというのは普遍的だが、その方法が塞がれることにより、ますますSEO業者が窮地に追い込まれる…はずである。

とりあえずは米国先行導入ということ

推測調で影響について語っているのは、今回のピジョンアップデートが米国の英語検索に対してのみ導入されたもので、今後日本語検索にも導入されるのかどうかはまだ未知数であるからである。

WEBマーケター的立場を抜きにして、Googleの1ユーザとして希望を述べるなら、地図上検索の改善だけでも早期に導入して、見当違いの結果を返すことをなくしてほしいと思っていたり(笑)。