非SEOアクセス・コンバージョン率アップ研究

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Googleの"小規模サイトにやさしい"パンダアップデート4.0がロールアウト

おそらくWEBサイト運営経験が長い人ほど、Googleなどの検索エンジンの順位を気にしなくなっているだろう。Googleは検索順位算出アルゴリズムを頻繁に変更しており、それに一喜一憂しているとモチベーションがもたないからだ。

そして、Googleパンダアップデートというアルゴリズムアップデートでは、多くのブラックでないWEBサイトの運営者が泣きを見た。スパムサイトの判定アルゴリズムをかなり厳しめに作ったため、無実のサイトの順位も下落し、最悪の場合検索エンジンにはほとんど登場しなくなってしまったのだ。

ということで、現在では検索順位を上げる努力をしてアクセス増を見込むより、SNSでのマーケティングを活発に行うという集客努力の方が確実であると認知されてきているはずだ。

Googleの順位を気にしなくなり、Googleのアナウンスメントにも誰も注目しない。サイト運営者の、Google離れというわけだ。

パンダアップデート4.0

Googleもそうした状況を面白く思っていないだろう。アナウンスメントに誰も興味を持ってくれなくなったら、Googleがいくら意向を表明しても、世界中のサイトがそれに沿ってくれることがなくなる。そしてたどり着くのは、以前と同じような、誰も彼もバラバラな文法で作成するサイトが乱立する世界。Googleがどれほどアルゴリズムを研ぎすましても、検索エンジンの提供する結果は見当違いのものばかりになってしまうだろう。Googleの情報検索手段としての競争力は低下する(たとえ検索エンジンで一人勝ち状態であろうと)。

そこで、程よくアメも与えなければならない。今回のパンダアップデートも、小規模サイトや事業者にポジティブな影響が出るとされている。

 

ASCII.jp:米Google、パンダアップデート 4.0 を発表

 

具体的にどうアルゴリズムを変更するのかは判らないが、たとえばこれまで小規模サイト管理者が知識不足などで上手くnofollow,noindex,canonicalを使えず、重複コンテンツ扱いされていた部分について、基準を緩めるか、あるいはWordPressサイトで起こりがちな記事ページとアーカイブページの重複といったケースについて判別して恩赦を与えるなどするようになったのではないかと予想する。

あるいは、全く別の賢い方法を用いているのかもしれない。あるいは…ただ蛇口を緩めたり閉めたりしているだけかもしれない。

実態はどうであれ、Googleという企業のやることを、企業活動という視点で眺めてみるのも発見が多いのではなかろうか。