非SEOアクセス・コンバージョン率アップ研究

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ペンギンアップデート3.0が来襲!? いや、どうやら勘違い、とも。

8月22日から8月23日にかけて、Googleの検索順位に大変動があったようだ。まれに見る大変動であったため、ペンギンアップデートの3.0がついにロールアウトしたのではないかと捉えられ、WEBマスターの間でも悲喜こもごもの反応が起こっていたようである。

ただ、今回の変動はペンギンアップデートと捉えるには少し微妙であった。"penguin update 3.0"といったようなクエリで検索してみると、ヒットするのは日本語のページばかり。他言語圏のSEOブログなどの反応は見つからない。これがもし本当にペンギンアップデート3.0なのだったとしたら、世界中が順位変動の話題でもちきりとなっていてもおかしくないはずである。

また、一旦大変動した順位がまた戻ってきているという報告もある。順位が大幅に下落したページが再び検索結果に表示されるようになったのを見て、データベースの段階的な刷新が影響しているのだと予測する向きもあるようだが、過去に類似の現象が起こった事があるわけでもないので説得力に欠ける。

そして、肝心のGoogleのアナウンスが無い。したがって、ペンギンアップデートではなかっただろうという見方で大体落ち着いてきているようだ。

順位の大変動はGoogleのミス?それとも

ペンギンでないとしたら、一体今回の現象はどういうことなのだろう?単純にGoogleのミスということで良いのだろうか?

日本語の検索結果のみに適用されたアップデートということで、もしかしたら現在英語の検索結果のみに適用されているピジョンアップデートのような、検索言語ごとに適用されるアップデートの可能性も考えられるのかもしれない。

もし単純なミスということであったとしても、いずれは適用されるアップデートのフライング実装であったかもしれない。そう考えると、一時的にでも発生した順位変動の結果をノイズとして切り捨ててしまう事も出来ないのである。

Googleから今回の現象についての公式アナウンスが無かった場合、日本のSEOアナリストが今回の現象をうまく分析して、必要とあれば新アルゴリズムの名付け親になれるかどうか、見物である。